あや整骨医学研究所
埼玉県蓮田市馬込1-2
電話048-764-3457
ばね指・腱鞘炎・五十肩 50代女性 自営業
<主訴>
・左右両手の親指が痛い。
(カクっとロッキングする)
・肩から背中が重い。
・腕の内側がジンジンする。
<状態・施術>
全身疲労が激しく、どこを触ってもガチガチに固まっている。
肩も内側に縮こまっており首もつらそう。
まず、腕の前に足先から軽く全身を整える。
それから手~腕全体に入る。
指先全体が浮腫んでおり、親指の根本から手首にかけてはかなりの圧痛がある。
通常ふっくらしている母指球の辺りも伸び切ったゴムのように張り付いている。
МC、МCCを使い、手首から腕全体の疲労をとる。
その後、指一本一本、手の平・甲の部分と丁寧に施術していく。
幸い、自然形体療法の施術を何度か受けた事がある方なので施術中はとてもリラックスされてウトウトされているのでこちらも施術に集中できる。
指のカクカクした引っかかりを確認してもらうと、不自然だった指の動きがとてもナチュラルに!
続いて、肘から先、肘から肩までを施術。
施術していると冷たかった腕もだんだん暖かく柔らかくなってきた。
ご本人曰く「腕が軽い~!なんだか頭に酸素が入ってきた気がします」との事。
今回は久しぶりの施術なので長いコースでご予約いただいている。
残りの時間で他に気になる箇所も施術し、本日の施術は終了。
起き上がって鏡で見てもらうと、肩の向きが体と並行に近くなっており、姿勢もよくなっている!
実は、こちらの女性、大手マッサージチェーン店にお勤めの売れっ子さんです。
お客様によっては、かなり強めの圧でのもみほぐしをご希望されるとか。
連続で長時間施術することも多いそうで、肘や膝の痛みをガマンして押しまくっている、という話を聞くだけで私まで痛い気分になってくる。
自然形体療法は、患者様はもちろん私たち施術者にとっても負担の少ない優れた療法です。
「自分の健康が一番大事!」と思われた同業者の方にも是非おススメ致します(^^♪
①傷病名:腱鞘炎? 年齢:30代前半 性別:女性 仕事:専業主婦 都道府県名:滋賀県
・病院:病院へは行かれておらず正確な病名は不明。
・主訴:右手首の痛みが2~3週間前からある。小さいお子さんがおられその子を床から抱き上げようとする時・自動車運転時のハンドルを深くきる時・シャッターを下ろす時・床に手を付く時など特に痛みますとの事。
・身体の状態:仰臥位になっていただいた状態で、左足が上を向き・右肩が下がり・頭部が左に傾いている。
実際身体を触ってみますと、骨盤の左が下方転位の前方転位・肩甲骨の右が下方転位・右前腕の筋緊張がありました。
以上の事から左股関節周辺の筋緊張があり左骨盤が下にさがり、それにバランスをとるため右肩が下がり、そのまたバランスをとるために頭が左に傾いていると考えました。
・施術結果:基幹の型と右前腕にMCでトントンコロコロし終了しましたら骨盤・背骨の歪みはほぼ揃いました。そして、現在の痛みをお聞きしましたら「ほとんど痛みありません!」と嬉しいお言葉いただきました。
次の日、状態をお聞きしましたら「痛む場所が変わりました。」との事。昨日までの手首付近ではなく肘から手首にかけてのスジが痛みますとの事。触って確認しますと昨日よりも筋緊張が強くなられてました。
どうも昨日良くなったので嬉しくなって使い過ぎてしまわれたようでした。骨盤・背骨の歪みも少し元に戻られていました。
ご本人曰く、若い頃から身体の歪みを自覚されており、癖づけも兼ねてその後数回施術いたしましたら、右手首・右前腕の痛みは全く無くなられました。
小さいお子さんがいるお母さんは、育児で24時間気の休まる事無く頑張っておられます。もちろん睡眠不足で痛めた身体は治りにくいです。そこで全国のお父さん是非育児を手伝って下さい\(~o~)/もしかしたらおこずかいあがるかも(笑)
②
早川マッサージ治療院
住所:滋賀県大津市真野佐川町10-24
電話番号:077-573-4663
施術者名:早川 憲一
腱鞘炎 77才女性
H26,3,15来院
<主訴>
①1年半位前から右手に力が入らない。
②普段から字を書くことが多かったが、急に字を書くペースが遅くなり 綺麗に書けなくなってしまった。
痛みや張り感などは全然感じない。
1年位 マッサージに通ったが良くならず当院に来ている患者さんからの紹介で来院。
<状態>
全身のこわばり強い。
首~肩の筋肉の緊張が強く、右腕の筋繊維がベッタリ張りついて固まっている。
手の握力を確認するため、左右それぞれ手を強く握ってもらったが右手もしっかり力が入るのでとくに異常はなさそうだが、毎朝、お線香に火をつける時に使用するチャッカマンが右手だけではつけられないそうだ。
<施術>
全身のバランスを整えてから、こわばりと筋緊張や癒着をとっていく。
そして、頸椎や骨盤の調整。
その後、週1回の施術を3回行った結果、力が入るようになってきたとのこと。
だが、まだ字を速くく綺麗に書けないとのことなので4回目の施術から、そこを中心に施術を行う。
<4回目以降の施術>
全身のバランスや筋緊張などをとった後、右手の指の関節が固くなって曲がりずらくなっている為、手の甲や平の癒着をとり、指1本1本軟らかくしていく。
家での自己ケアをしてもらいながら、2週間に一回の施術で3回行った結果 以前より字を書くペースが速くなり綺麗に書けるようになってきたとのこと。
この女性、今回の症状が出てきた同じ時期に大きなストレスを抱えていたため、精神的なことが原因でもう治らないんではないかと落ち込んでいたらしい。
まだ、完全ではないが、少しずつ改善していくのを実感して安心したようだ。
来院した時は、ひどい状態で筋肉や靭帯のダメージが強かったので少し時間はかかりそうだ。
今後も状態を診ながら施術を続けていく。